会社紹介– COMPANY –

代表プロフィール

小高 一徳(こだかかずのり)

2007年、日本パムコ株式会社へ入社。福祉用具専門相談員として従事。その後、江戸川営業所所長を経て本社所長へ就任。2020年退社。2021年6月 介護タクシーNeed を創業。

所持資格
・介護職員初任者研修(ヘルパー二級)
・自動車二種免許
・福祉用具専門相談員
・患者等搬送乗務員適認証(市川市認定 民間救急事業者)

- 創業経緯 -
日本パムコで働いていた頃の話です。お身体の事情から、長年に渡って外出を控えておられた利用者様から信頼していただき、車椅子選定時の外出介助を依頼されたことがありました。ご本人さまにとっては十数年ぶりの外出、責任重大です。できるかぎり安心していただけるようお声がけしながらゆっくりと外へお連れしました。たった一歩、お住まいのマンションから出たところで、涙を流し大変喜んでくださいました。このことをきっかけに、外出をサポートできるNeedを立ち上げました。

ただ移送するだけではなく、できる限りのニードに応えたい

社会福祉の分野では、「患者のニードを把握する」「ニードに対して援助する」というように、「ニード」という表現が日常的に使われています。ニードの種類は多岐にわたり、ニード概念について明確に共通する定義が確立されているわけではありません。しかし、これに対する社会福祉での基本的な考え方に大きな差はなく、実際に社会福祉の現場では、病気やケガの影響により援護が必要と考えられる人々の「ニード」を重視した支援が行われています。

数あるニードの中で、移動にサポートを必要とするお客様にとって、外出時間はとても大切なものだと思います。
たとえ自宅から病院までの短時間だとしても、お客様にとっては外の空気に触れられる唯一の時間であったり、ご家族様と共に過ごせる大切な時間であったりと、外出時間そのものがお客様のお身体の具合や気持ちの明るさにも影響することがあると考えられます。

Needでは、お客様にとってなるべく負担のないように移送することはもちろん、快適に移動できる手段としてご利用いただけるよう、お客様としっかりと向き合い、できる限りのニードに応えられる時間となるよう心がけております。

福祉用具の知識があるとなぜいいの?

Case 1 「ベッドの高さが合ってない」

自宅から短期入院先への移送でした。
ベッドから車椅子への移乗の際、立ち上がりが困難なご様子でした。見たところベッドの高さが合っていなかったため、その場で調節し、操作方法もお伝えしました。

ベッドの高さやマットレスの硬さが合っていないと、寝返りや立ち上がりが困難になり、寝ている時間が多い利用者様にとってはとても大きな負担です。こうしたケースに気づいた場合は、できる範囲でアドバイスをさせていただいております。

立ち上がりが楽になった!
自分の症状に合う高さや調節の仕方まで教えてもらえて助かりました。
Case 2 「助成金の使い方」

生活保護制度を利用のお客様でした。ご自宅前に階段があり、次のような状況でお困りだとおっしゃっていました。

1:階段介助のオプションを利用したい
2:しかし料金は一時負担の必要があり、制度申請後に費用が戻っている
3:費用の問題から、オプションは利用できず仕方なくご自身で無理して降りている状況

介護に関する助成制度についても、福祉用具時代に様々なケースに対応してきたため、すぐに一時負担の点に疑問を抱きました。市役所に問い合わせると、一時負担せず制度を利用できると確認が取れたため、無事に階段介助をご利用いただけました。(※本ケースはすべての方に当てはまるとは限りません)

これからは安心して階段介助を頼める!

このように、あらゆるシーンで利用者様にとって最適なサービスをご提供できるよう心がけております。
介護ベッドや車いす、歩行器など、利用者様の生活と福祉用具は深いつながりがあります。細かなお悩みもできる限り解消し、あなたのニードに応えます。